Iranのビザ:イラン入国まで

a0265945_21292758.gif

(2012年5月 ドバイ)



 この5月5~8日はドバイにいました。目的は8日にイランに行くビザを取るためです。

 ロンドンにいる日本人友人2人が5月にイランに行くので一緒にどうかというお誘いを受けて、「行く、参加する」と決めたのが4月の半ばになってからでした。
 5月8日にテヘランに到着するので、そこで落ち合ってイラン国内を旅行しようというのです。彼らのプランでは、イランに15日までいるとのことでしたが、私はそう長くは休めないこともあり、5月8日にテヘランで合流して回り、12日にはイランを出たいと軽く計画を立ててみました。

 イラン行を簡単に考えていました。去年、知り合いが外国人の友人たちと個人旅行でイランに行き、大変そうな話は全くなかったので、イラン行は英国に行くのと変わらない位に考えていました。

 実際に行こう!となって、調べ出したら…
 
イラン入国のビザはEビザと言い、サイトから登録していくと空港で取りやすいという情報もありましたが、現在、このサイトはクローズ中…

 日本人でも事前にビザを取った方がよいとわかりました。

 ロンドンの日本人友人は、現在の状況で、ロンドンにあるイラン大使館はクローズされ、英国からイランに旅行しようとする日本人は、テヘランの空港でビザを取れるので、大丈夫だとイラン大使館のスタッフにそう言われたし、一筆書いてもらったとのこと。

 まず、イラン等に旅行者を送り出している「Five Star」旅行社に問い合わせてみました。個人旅行が面倒なら、手配を事前にしてもらおうとも考えました。
 このエージェントで言われたことは、イランのビザを取るのに3週間は掛かるので、4月16日(月)に電話した時には、ゴールデンウィークもあるし、5月8日にイラン入国にはもう間に合わないとの返事でした。

東京にあるイラン大使館に電話してみました。係官は丁寧に相手をしてくれましたが、返事は同じ。営業日で3週間は掛かるので、5月8日入国は無理と。テヘランの空港でも取れるけれど、ギャランティー出来ないので、ビザを事前に取って欲しいと言われました。(大使館でビザを申請すると手数料は¥7,750)また申請は、個人ではなく旅行社に頼んで、とも。(旅行者に申請を頼むと2万円位掛かったりすることも)

 気分はイランに行く気になっていましたが、ここでもう5月8日に友人と一緒に回るのは無理かも…と思い始めていました。

そんな時、ある知人に「もうイラン行はダメかも…」とメールしたら、その知人から「ドバイのイラン大使館では即日で無料でビザを出す」という情報が舞い込んで来ました!

「じゃ~ドバイに寄って、イランのビザを取ってから行けばいい!」とまた簡単に考えて、ドバイ行きのフライトを予約しました。
ドバイのイラン大使館で即日で取れるとはいうものの何かあったらとドバイでは中2日入る予定にし、ドバイ~テヘラン間はサイトで、英国の格安航空券販売サイト(AirBudget.com)でカタール航空で購入。

 また念を入れて、4月末に仕事でドバイに行った友人に現地の旅行代理店を紹介してもらったり、ロンドンの友人から、ロンドンのイラン大使館のスタッフの「空港でビザOK」のメールを転送してもらったり、と準備OK!とばかりにドバイに出発したのでありました。

 5月5日の早朝の羽田発の大韓航空でソウル経由でその日のうちにドバイ到着。ドバイのイラン大使館に比較的近いホテル「Millennium Hotel」を予約したので、空港から女性専用のピンクタクシーで、ホテルに向かい、翌日に備えてさっさと寝ました。

 ドバイもイランもイスラムの国で、女性はスカーフ(髪の毛を隠す)、肌を見せない服装、身体のラインがハッキリしない服装が望ましいとあり、特にイランは女性に対して厳しいとあります。
ドバイでも身体のラインが出ないようなフワッとしたデザインの服を着用し、腕もなるべく出さないようにとあるので、膝丈のチュニック(紺系)を用意し、パンツ(紺)スタイルで、黒っぽいスカーフも用意してドバイ行きに臨みました。

 翌日、朝一番でタクシーでイラン大使館に向かいました。7分袖のチュニックにパンツ、スカーフを頭や首にぐるぐる巻き、パスポート、顔写真等を用意してイラン大使館に入って行きました。

 先ず、セキュリティーチェックがあり、そこの担当者から、「明日以降来ることがあったら、長袖の服を着てくるように。」と言われ、7分袖ではやはりNGなのを知りました。

 ビザセクションには5人(皆男性)ほど並んでいて、2人前に日本人らしき男性がいました。様子が知りたく、その男性が申請している時は、耳をダンボにして会話に集中…
 ビザは取れそうなのですが、海外旅行保険に入っているか?と尋ねられています。「海外旅行保険?」と、係との仕切りのガラス壁を見たら、通達のような紙が貼ってあり、「海外旅行保険加入について」と保険加入していないとビザが出ないということが書いてありました。

 係の人はその申請に来た日本人男性にドバイ市内にあるイラン系の保険代理店を紹介し、そこで絵画保険に加入してから来るように、と伝えていました。

 私は、ここ数年はクレジットカードに付帯している海外旅行保険で済ませているので、それで大丈夫なのか?とちょっと心配になりました。
イランはアメリカとの関係悪化でクレジットカードが使えず、現金の国。そこでクレジットカードが日本のとはいえ、使えるのか?不安になりました。

 考えているうちに私の番に。パスポートを出しました。黙ってパスポートを受け取った係のオジサンは、パラパラと私のパスポートめくり、「何故、日本でイランのビザを取って来ないのか?」と質問され、「時間がなく、ドバイで取れると聞いたので、ドバイに来た。」と説明したら、何と!「ここでは、ドバイのレジデンツでないとビザは出さない。」と言うのです!

 ドバイへの旅行者にはビザは出ない!え??

 でも係のオジサンは「日本人はイランの空港で取れるから。」と慰めるように言ってくれましたが、さらに「でも、飛行機に乗る時に、航空会社によってビザがないと乗せないこともある。何故だか我々もわからないが。日本人は空港で取れるのだけと、エアラインによるんだよね。エアラインに訊いてみたら?」みたいことを言うので、「テヘランの空港で取れると一筆書いてもらえませんか?」とお願いしてみました。
 
 それはNO!と断れてしまいましたが、とにかくイランの国としては日本人は空港でビザが取れるとしているので、それで押しとうそう!と思ったのでした。

 とにかくイラン入国時の心象を良くしようと、イラン人女性が着るチャドルは無理でも、ドバイ(アラブ)の女性がよく来ているアバヤを用意しようと町中に向かったのでした。
[PR]
by airmail-trvler | 2012-05-15 21:30 | I