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(2016年1月 東京・日本銀行近く)


 日本橋といっても日本橋三越近辺。


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 ここ数年の再開発でコレド室町やYuitoの商業施設が次々オープンしました。


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 日本橋三越周辺はガラリと様変わりした!という印象です。まだまだ開発中なので、この先も、行くたびに変わっているかも?とワクワクします。


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 今まで目立たなかった福徳神社も立派な新しい社殿が出来上がり、存在感があります。福徳神社の隣はまだ工事中です。今後、「福徳の森」が出来るそうです。このエリアのコミュニティの核になるとか。



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 この福徳神社は、宝くじでも有名な神社です。江戸時代に規制の対象になった富くじは、幕府から限られた寺社しか扱えなかったとかで、福徳神社も富くじが許された寺社の1つで、江戸時代の当時の当りくじ最高額(3百両)の富くじがここで発行されていたとか。


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 その縁で、富籤守(とみくじまもり)がこちらにあります。他に、宝くじを大切に保管する「宝袋」もあります!お賽銭箱の横には神楽鈴が置いてあり、持参した宝くじに振ることで当選を祈願!そんな宝くじの縁起物が並んでいる神社です。

 私は御朱印集めはしていませんが、福徳神社は御朱印でも有名な神社です。時々「特別御朱印」が出ます。


 福徳神社のある場所にはかつて(高級)料亭百川があり、1854年(嘉永7年)、黒船で来航したペリー一行、船員全員に自前で本膳を提供したとのこと。それが記されている案内板を見て、初めて、ペリー御一行様が江戸の料亭の食事を食べていた!ということを知りました。こんなことは歴史の教科書には書いてなかった!

 街を歩くと、思わぬことを知ります!そういうことが楽しい!と思います。このことは、本当に「へぇ~~!!」という感じでした。


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昼間の日本橋三越は変わらないけど、以前は夜のイルミネーションが華やかだったのに…


 日本橋三越の裏手には、日本銀行があります。日銀は、かつて“金座”があった場所。日銀の本館の建物は、重要文化財に指定されているとても美しいネオ・バロック洋式の建物。ベルギーの中央銀行を模範にしているとか。


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ベルギーの中央銀行を真似たデザイン。本物を見に行きたい!



 日銀も無料の見学ツアーがありますが、事前予約が必要。以前に、日本橋祭りのようなエリアのイベント開催時に予約がなくても入れたことがありました。いつ何があるのか、今はネットで要チェックですね。



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 日銀本館の向かいに貨幣博物館があります。こちらも無料で開放されています。“貨幣および貨幣に関する歴史的、文化的な資料を収集・保存し、それらの調査研究を進めつつ、広く一般に公開”ということで、一度は入ってみる価値はあるのでは?と思います。


 
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今回、閉館ギリギリに入り、ゆっくりは見れませんでしたが、「びた一文、あげない・渡さない」という言葉を使っていましたが、「びた」とは何かを知らず、ここでの展示で粗悪な銭貨だと知りました。

 

 今度、貨幣博物館に行く時は、もっとゆっくり見たいですし、火~金の13時半から博物館ツアーもあるようなので、それに参加したい!と思っています。


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一億円がまとまるとこんな感じ



 予約が必要なこともありますが、都心にある公共の施設は無料で見学できる場所がかなりあります。出来るだけ貪欲(!)に、そういう施設を見て歩きたい!!なんて思っています。(結局はこちらが支払っている税金で作り、維持しているのだから!利用しないのはもったいない!)いろいろ知ることは楽しいし、好奇心が満たされて、充実!!って感じです。


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押し放題のスタンプも充実!
# by airmail-trvler | 2016-01-06 23:15 | 散歩
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郵便創業100年記念ポスト@東京・日本橋郵便局


 浜町から人形町を経て日本橋郵便局までの道はよく歩く散歩道。寄り道せずに普通に歩いて、20~25分くらい。

 松の内が明けない1月5日、まだまだお正月気分が抜けず、七福神巡りをしている多くの人とすれ違いながら歩きました。

 途中の気になるスポットをピックアップします。


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 都営新宿線の浜町駅は中央区の浜町公園の下にあります。時間帯によっては浜町駅は、近くにある明治座に行く年配の人で混み合います。


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 浜町駅の近くにある金座通りに出ます。金座通りは、右(東)に行くと、浜町スタジオ、隅田川に行きますし、左(西)に行くと人形町~日本橋へとつながります。日本橋のちょっと先に日本銀行があり、江戸時代はそこが幕府直轄の金座(金貨の鋳造、鑑定、検印を行っていた)でした。金座に通じるので、金座通りかと。


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 金座通りに出て、清洲橋通りを渡ると(久松町交差点)、笠間稲荷神社があります。茨城の笠間稲荷神社(日本三大稲荷の一つ)の東京別社です。ここに寿老人が祀られていて、「日本橋七福神」の神様の一人となっています。年始は、日本橋七福神巡りの人で賑わい、参拝に列が切れない!って状態です。
 

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 金座通りを挟んで、久松警察署と日本橋消防署人形町出張所があります。


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 以前に某テレビ局の社会部記者で警視庁担当の方が「浜町や久松町界隈に住むのは治安もいいし、安心。久松警察署の管轄は事件も少ないし、安全な場所。」と言っていたのを覚えています。事件が少ないのか?久松警察署で働く警察官やスタッフの皆さんの仕事を振りがいいからかはわかりませんが、引っ越しをする時は、そういう情報があるといいかも!と思いました。


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 消防署の並びには、イタリアンお惣菜ショップの「ガストロノミア ヨシ」があります。オープン当初はテイクアウト専門でしたが、現在はイートインも出来ます。本格的なイタリアンを家庭に持ち込めるので、人気です。時々こちらを利用します。パスタのソースだけを買うこともあります。オーナーのヨシさんが店内の壁のペンキ塗りもしたとか。いろいろな意味で手作り感の溢れているショップです。


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 人形町駅界隈の住所は、中央区日本橋人形町。この住所、いいな~!と思っています。この界隈は、江戸時代に歌舞伎上演の芝居小屋や人形浄瑠璃の小屋があり、人形に関係する職業の人(人形師、作る職人、修理をする職人、商う人)が大勢住んでいたことから人形町と呼ばれるようになり(江戸時代は「人形丁」)、昭和8年に現在の町名になったとか。


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 この住所に惹かれてか?人形町交差点近くに辻村ジュサブローさんがアトリエ「ジュサブロー館」を人形町3丁目に開いていましたが、残念なことに2015年9月で閉館。広島県三次市の「辻村寿三郎人形館」に引っ越してしまいました。


 人形町交差点を過ぎて、江戸橋方面に向かっていくと…


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 2014年8月1日にオープンした「大人のためのドールショップ リカちゃんキャッスルのちいさなおみせ」があります。着せ替え人形のリカちゃん。まだまだ人気なのね。子供のころ、リカちゃん人形、持っていましたし、よく“リカちゃんでんわ”を掛けました!(今でもあるんですね!!)

 一度、福島にあるテーマパーク「リカちゃんキャッスル」に行ったことがありますが、そこの大人向けのリカちゃんショップで、オリジナルドレスや小物が充実しているようです。
 こんな所に!という感じで、ショップがあります。


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 昭和通りに出ると、左折します。そこにあるのは「江戸橋」。

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 日本橋川に架かる橋でが、すぐ近くの隣の日本橋に比べ、地味な存在… かつては都営浅草線に「江戸橋駅」がありましたが、平成元年に「日本橋駅」に改名されてしまいました。
 

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 江戸橋を渡ると、左手に「日本橋ダイヤビルディング」(旧江戸橋倉庫ビル)があります。


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 この建物、東京で一番好きな建物!です。デザインが好きですね~。例えどんな建物であっても、自分が好きな美しいデザインの建物があって、それを見て、和んだり、にこにこしたくなるみたいな、心が満たされてるのは幸せなことかと。


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 現在の「日本橋ダイヤビルディング」は、旧江戸橋倉庫ビルを建替えて2014年9月3日に竣工。
建替え前の「江戸橋倉庫ビル」は、昭和5年に建てられたもので、船を連想させる個性的なデザイン。国内における表現派風建築の代表的作品で、東京都選定歴史的建造物に選定されています。


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建替え前の旧江戸橋倉庫ビル


 建替えの時にその船体をモチーフにした低層階の外観をそのままに残して、高層ビル化。一時は、全て壊して新しいビルにするということでしたが、周囲の残して欲しいという声に応えたとか。(良かった~!)


 何度見ても、いつ見ても、このビルの低層階は美しいな~と思いますし、眺めていても飽きないですね。


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 日本橋ダイヤビルディングの昭和通りを挟んだ並びには、日本橋郵便局があります!

 この日本橋郵便局は、なんといっても歴史があります!前島密氏によって始められた郵便発祥の地であります。


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 明治4年3月1日(1871年4月20日)にここに駅逓司(後の郵政省)と郵便役所(現在の東京中央郵便局)が置かれたとのこと。郵便制度を確立し「近代郵便の父」の前島密氏の胸像も設置されています。


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 この前島密氏の胸像を見る度に、前島氏の出身地の新潟・上越市にある「前島記念館」に行きたい!と思うのですが… いまだに行けていない… 
# by airmail-trvler | 2016-01-05 23:15 | 散歩
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(2016年1月 人形町にて)


 奈良の薬師寺の東京別院が五反田の池田山にあります。薬師寺と“ご縁”が出来て、ここ数年、お正月は薬師寺の東京別院に行っています。今年も1月2日に行きました。

 薬師寺の東京別院のお正月三が日は、「元三会」として、特別なイベントがあります。特に2日は「元三会」の法要、「新春法話」の法要の後、お抹茶をいただいて、「初笑い狂言会」があります。そして今年のお札をいただいくと、今年1年、笑っていいことがありそう!という気分になります。

 お天気にも恵まれたお正月2日、11時に始まる「元三会」の法要に間に合うように家を出ました。

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 五反田駅から桜田通り(国道1号線)を渡って、池田山方面に。桜並木の坂道を上って池田山に。


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春は桜がきれいかも!

 坂道を上がりきった右手には、「天理教」の建物があります。薬師寺東京別院は、左手に行きます。


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 すぐに、右手に「薬師寺 東京別院」はこちらと言わんばかりの看板が見えて来て、その先を道なりに右手に行くと、玄関です。


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 中に入ると、玄関ロビーには、かの有名な薬師寺元管主の故「高田好胤」さんの座像が出迎えてくれます。

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 靴をはいたまま2階に上がります。


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 「新春法話」の法要のレジュメをもらって、会場へ。お正月にしか開帳しない吉祥天様にご挨拶すると、まもなく東京別院担当録事の小林澤應さんによる「元三会」の法要、「新春法話」の法要が始まりました。

 「新春法話」でいろいろ話をされて、聞いていましたが、覚えているのは… 「笑いにも陰陽がある」ということ。笑いも陰陽があるとは知りませんでした!

わっはっはと大きく口を開けて笑う(顎が上がる)のは、もちろん「陽の笑い」で、これこそが「笑う門には福来る」です。

 逆に「陰の笑い」は、人が不幸になるのを見て、下向き加減にフフッと笑うもの。言われてみると納得ですが、「陽の笑い」を続けていきたい!です。

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 法話が終わると、3階へ。そこでは、表千家によるお抹茶のサービスがあります。お菓子とお抹茶をいただいて、ホッとして… お正月からお抹茶をいただけて、幸せ!という気分になります。
 

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 また2階に戻り、今年の「申」年のお札や吉祥天様のお札を購入。自分の分だけでなく、実家のも分も買いました。お札は自宅の玄関の内側の上に貼ることで、日々の安全、健康、商売繁盛等々欲張ってお願いしてしまう、です。


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 1月2日の「元三会」の〆は、狂言です。(大蔵流)
初笑い、それも“陽の初笑い”を期待して、東京別院の庭にある「石のステージ」前に用意されたシートに移動。演目は「口真似」です。主人に仕える太郎冠者のバカ振りに、顎を上げて大笑い!です。
 
 笑い皺を増やしたところで「元三会」は終了。お写経をしたい方は、そのまま会場でやることが出来ます。

 私は、お写経はせずに、実家の分もお札を買ったので、五反田を後にして、実家のある市川に向かいました。

 薬師寺東京分院でのお正月は、なんともお正月らしさが満載!一人でも気楽に参加出来るので、お正月は必ず行きたい!という気分になります。来年も行くぞ~!です。もう来年のお正月の話だなんて、どこかで鬼が笑っているかも?(陽の笑い??)
 
# by airmail-trvler | 2016-01-03 23:30 | 散歩