First Trip:最初に訪れた外国の街
(2004年12月 バミューダ)
子供頃から海外に行きたいと思っていましたが、実際に海外に出たのは、19歳の時です。1980年の夏のことです。
高校生の時に海外ホームスティの応募がありましたが、応募せず…
19歳の時に、10代の内に海外に行きたい!という気持ち募り、かといってお金を溜めていた訳ではないので、親に成人式の着物はいらない、着物の代わりにニューヨークに行かせて欲しい!と頼み込みました。
中学~高校生の時は洋楽一辺倒で、The Beatles、The Rolling Stones、Queen、Led Zeppelin、Deep Purple、Aerosmith、Patti Smith等々British RockからAmerican Rockに、最後はPatti Smithで、「十分Rockは聴いた」という気分になりました。Patti Smithは好きでした。今でも好きですが、そんなに聴かなくなりました。
一方で、Artへの憧れもあり、NYを舞台に活躍するAndy Warholやその周囲の人たちのライフスタイルはカッコイイ!と思っていました。
そういう音楽(Rock)やArtの影響か、New Yorkに行きたい!と強く思いだし、「最初に行く外国はNew York!」と決めていたのです。
1980年は「I♡NY」キャンペーンが始まっていましたが、まだまだ治安も悪いと言われていた頃です。親は心配し、「何故、ニューヨークなんだ?ハワイじゃだめなのか?」と言って、New York行きを断念させようとしたり…
しかしやっと親も私のNew Yorkに行きたい気持ちが強いことがわかり、ツアーで行くことを条件に資金を出してくれることになりました。
1980年当時、1週間のニューヨーク・フリータイムのツアーは、約50万円でした。市内観光はツアーに付いていましたが、あとはフリー。オプショナルで、ナイトツアーやワシントンDC行きを申込みました。
とにかく一人でNew YorkのDown Townを歩いてみたい、チェルシーホテルがある近辺を、ニューヨーカーのようにさりげなく歩いてみたい!と思っていました。
単なる旅行者に過ぎませんが、おのぼりさんではなく、その町の住民のように振舞いたい、と思っていたのです。
それは、その時から30年以上経った今でも変わってないですね。「街歩き」「街散歩」が好きですし、旅のコアになる部分ですね。
New Yorkでの話は、またの機会に。
by airmail-trvler
| 2012-04-27 20:50
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