Bayreuth バイロイト音楽祭2:バイロイトへ
(2013年8月 ドイツ・バイロイト祝祭劇場前にて)
いよいよ生誕200年で湧くバイロイトでのワーグナーのオペラを観に出発。
8月23日10時20分に成田空港集合、スイスインターナショナルエアラインズのLX161便で先ずチューリッヒへ飛びます。
この飛行機に乗ります♪
チューリッヒから小型機に乗り換えてドイツのニュールンベルグへ。そこから北東に66㎞離れたところにバイロイトがあります。
チューリッヒで小型機に乗り込みます!この飛行機でニュールンベルグへ
ニュールンベルグの空港に到着!
ニュールンベルグからアウトバーンで北東に!
途中でドイツの夕陽と遭遇!美しい~!!
宿泊のホテルはバイロイト近郊のビショフスグリュンにある「ホテル カイセラム」。(バスでニュールンベルグから90分位)自然の中にあるホテルです。その日は、21時過ぎにホテルにチェックインして、ホテル内のレストランで軽く食事をして、明日に備える!です。
時差ボケでオペラで寝てしまう!ってことがないように、しっかり寝ないと!!です。
8月24日はバイロイト・デー。午前中にバイロイト見学。ランチ後、ホテルに戻って、着替えていよいよ祝祭劇場でのオペラ「さまよえるオランダ人」を観に行きます!
バイロイト到着!!来たかった~!
ホテルからバスで40分程でバイロイトに着きます。バイロイトにはあちこちにワーグナーののぼりが!町を挙げてバイロイト音楽祭を盛り上げている雰囲気が伝わって来ます。
ガイドさんからいただいたバイロイト市が作ったワーグナー生誕200年記念ステッカー!ステキなお土産です!!
現地在住のガイドさんの案内で先ず、インフォメーションセンターへ。インフォメーションセンターの入り口には、ワーグナーと愛犬の像があり記念撮影をパチリ!
中はワーグナー・グッズが沢山並んでいます。
今年のみの発売?ワーグナー人形
ここでもワーグナーお土産が買えます。
そして町中の歩道には「ワーグナーウォーク」と称し、バイロイト市内にあるワーグナー縁の地に迷わずに行けるように「W」のマークが案内してくれます。
この「W」が目印!
方向音痴の人もこの「W」に従えば大丈夫ですね。
「W」に付いていくと、迷わない!
バイロイトの中心には「辺境伯オペラハウス」があり、去年、世界遺産に登録されました。1750年に建てられた現存する最古のバロック様式の祝祭劇場ですが、何と!改装中!!(今年ワーグナーの生誕200年なのに!!)
外観はステキです!あ~劇場の中が見たい!
絢爛豪華な木造の劇場とのことですが、残念! 見ることは出来ず…(また、見に来いということか?)
バイロイトの中心へ!
バイロイトの中心から「リヒャルト・ワーグナー通り」を通って、ワーグナー博物館 (ヴァーンフリートの家)に向かいます。
ワーグナー通りはショッピング街でもあり、ゆっくりブラブラ見たい!寄りたいショップがいっぱいある!と思いつつ、一応ツアーなので、勝手な行動しないように自制してガイドさんについて行きます。
立ち寄りたいお店ばかり!ワーグナーチョコを売るショコラティエ。
どこのウィンドウもワーグナーデコレーション多し!です。
ワーグナーの看板が見えてきて…
ワーグナーと妻のコジマが1874年から住んだ家(現在は博物館)に到着!
こちらも何と!大々的な改修中!(生誕200年に間に合うように!のはずが、遅れてしまったようで… 間に合わず…)せっかくバイロイトまで来てワーグナーに浸りたかったのに、本当に「またバイロイトに来てね!!」と言わんばかりです。
「またおいで!」と言っているような…
博物館が改修中故に外に臨時に作られたトイレがあり、女性用トイレの表示が「ワレキューレ」というのが印象的でした!
ワーグナー博物館の隣りにあるワーグナーの妻:コジマの父、フランツ・リストの元住居である「リスト博物館」を見学。ワーグナーが義理の父のリスト宛てに「助けを!お金が必要!」と書かれた手紙が展示されていたり、リストだけでなくワーグナーを知る資料も多々あり!です。ワーグナーファンはこちらも必見ですね。
ワーグナーの義父:リスト!
大改修中のワーグナー博物館の裏庭に。ここにワーグナーの巨大なお墓があります。墓石に文字は書かれていません。それは「ここに誰が眠っているか、わかっているから」とのこと!さすがワーグナーですね。
ワーグナーのオペラの前にお墓参り
バイロイトの町の中心からバスで移動して、バイロイト音楽祭のメインであるワーグナー自身が自分のオペラを上演するために建てたオペラハウスのバイロイト祝祭劇場へ。
バイロイト祝祭劇場の前に今年のみのワーグナー人形が
ここがあのワーグナーの聖地か!!やっとここに来た!と感動ひとしお!
絵に描いた餅ではなく…
木造建築で1876年に完成したバイロイト祝祭劇場ですが、何と!こちらも外装の工事中!!全面に劇場の外側の絵が描かれた幕に覆われています!(ファサードの一部が壊れて、危険な状態になったとか。)
ドイツは… 思ったよりのんびりしているのか、生誕200年という記念の年に合わせて完成するものが、遅れてしまっているのが1つだけでなく、いくつもあるなんて、ちょっとビックリ!です。
祝祭劇場の前には花が咲き乱れる花壇と芝生があり、そこには今年だけという「ワーグナー人形」があちこちに置かれています。このワーグナー人形は3色あり、ワーグナーの好きな3色に彩られているのだそうです。
この時はまだ午前中なので他に人もおらず、静かな感じです。(嵐の前の静けさ??)これが夜になると、ワーグナーのオペラに酔いしれたい熱狂的なワグネリアンが世界から集まって来るのかと思うとゾクゾクします!
実際の劇場は想像していた劇場より大きく(座席数2000弱)、劇場を目の当たりにすると、中はどんなデザインなのか? そして、今夜のオペラ「さまよえるオランダ人」の演出はどんな感じなのか? 興味がどんどん湧き、想像力が膨らみます。
ショップではワーグナーのエコバッグも売っています!
劇場の横にはワーグナーの関連グッズ(CD、本、お土産等)を扱うショップと、郵便局の出張所があります!郵便好きの私としては、ここの郵便局はたまらない存在です。(郵便局はオペラの開場の2時間前からオープンだとか。郵便局のことは、次のブログで!)
まだ閉まっている臨時郵便局。ここの特別な消印は欲しい!です
ショップではもう来年のカレンダーを売っていたり、ワーグナーのクリスマスカードも!!
思わずクリスマスカードは買ってしましました!!
このワーグナー、好きです!!
ワーグナーのオペラが題材になったクリスマスカードがセットになっています
そんな感じでバイロイト祝祭劇場の“下見”を終了! バイロイトでランチを済ませて、バスでホテルに戻りました。
レストランの入口にもさりげなくワーグナーがいます!!
バイロイト近郊のビショフスグリュンにある「ホテル カイセラム」は、周囲は緑・緑…です。
ホテルに戻る
宿泊したホテル
周囲はこんな感じで緑!
部屋の窓からの眺め。思わず深呼吸!
こちらのホテルで宿泊とバイロイトのチケットをセットにした“商品”を扱っているとかで、バイロイトのオペラを観るお客様に、思わぬサービスがあります。
オペラのお客様へのプレゼントが!
お客様へのプレゼントとしてお部屋に用意されてたのは… エコバッグに入っていたものは、スパークリングワインと折り畳み式座布団です!
スパークリングワインが1本!とこの黒いものが簡易クッション!気が利いている!!
簡易クッションを広げるとこんな感じ(こちらはスイスのホテルで)
祝祭劇場のベンチのようなシートはフカフカでないので、長時間のオペラを観るにはクッションがあった方がいい!との親心なのでしょうか。折り畳み式座布団というより簡易クッションがプレゼントです。「今夜のオペラにはこれを持って行こう!」と思いながら、オペラ鑑賞用の服装に着替えをしました。
黒のトップにゴールドのロングのスカート、そしてゴールドのレース状のストールの出で立ちでバイロイト祝祭劇場に出掛けます!
by airmail-trvler
| 2013-08-31 22:30
| B